子どもたちの心身の健康を第一に考え、園生活の中ではさまざまな取り組みを行なっています。
立腰 “腰骨を立てます! が合言葉”
「心と体は一体」と捉える「立腰」は、『体』つまり姿勢を整えることで、集中力や持続力といった『心』を育てていこうという考え方です。姿勢がよくなり、内臓がよく働くので健康にもなります。
年長は背もたれのない椅子、以下の学年は半分座りを奨励して、習慣化を図っています。
しつけ “しつけとは、なし続けること”
しつけとは強制するのではなく、さりげなく淡々となし続けることです。
「挨拶のできる子」
「呼ばれたら『はい!』と返事のできる子」
「履き物を揃える」 「立ったら椅子をきちんと入れる」、
これらをしつけの柱として園では指導しています。また仏教教育のもと、命を大切にする、ご両親を敬う心、感謝の心「ありがとう」の言葉を大切にしています。
ぞうり保育 “素足にぞうり、気持ちがいいね!”
室内ではぞうりで過ごしています。ぞうりは鼻緒があるので、歩くたびに足の指で挟まないと歩けません。靴とは違い5本の指がしっかり使われるので、土踏まずがきちんと形成されていきます。 毎春、足裏撮影機(ピドスコープ)で、子どもたちの足裏を記録し、記念にお渡ししています。
薄着・はだか “薄着・はだかで、元気いっぱい”
年間を通して、薄着・はだかを奨励しています。子どもたち自らが、「はだか・元気・強い子」の声かけで行なう自主的な活動です。暑い、寒いを肌で感じることにより、自律神経の調整能力が高まるようです。毎朝の着替えの習慣で、着脱や脱いだ服をたたむことも身についていきます。